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【第37回】社内を説得できる、モデルハウスの建築計画の立て方と検討事項

Q妻が経理をやっている工務店です。
私は集客のためにはモデルハウスを建てなければならないと考えています。
しかし妻は「そんな投資は危ないからやめろ」の一点張りです。
経理が言うことも分かりますが、営業としてはどうしても必要な投資だと思います。
経理を説得するにはどのように説明したらよいでしょうか?
(工務店・48歳・愛知)

A奥さまが経理担当をされている工務店さんは実に多いですね。
ご主人が社長で営業と工事管理担当、奥さまが経理。

これはこれで大変有効に機能していると思います。

反対意見は貴重なものです

今回のご相談も、まさにこの役割分担の効果が出ています。
多額の投資に対して、リスクに対する問題を提起しているわけです。

中小工務店の場合、普通は社長が「やる」と言ったら、社員は誰も止めることはできません。
ですから、奥さまの反対がなければ、ずるずると危険な投資が続くこともありえます。

まずは反対意見があって良かった、ということです。

「売却型」モデルハウスにおける検討

モデルハウスの建築計画

さて、モデルハウスを建てるにあたっては、効果の評価基準を決めることが重要です。

ここでは「売却型」のモデルハウスを想定します。
なぜなら、常設のモデルハウスは投下資本がまるまる眠ってしまう恐れがあるからです。

「売却型」とは、1年程度モデルハウスとして使用した後、分譲住宅として売却するものです。
当然、売却価額を前提にした土地の選定、プランの検討があります。

モデルハウスを建てる際の検討事項

デベロッパーが開発した土地を購入し、そこにモデルハウスを建築するとします。

・その分譲想定価格が、周辺と比較した時に、すぐに売れる価格かどうか
・逆に言えば、その範囲で土地の購入費、モデルハウスの建築費が収まるかどうか

まずこれを計画します。

その上で、このモデルハウスで

・見学会を何回開催するか
・何名くらいの見込み客を集客するか
・何件契約を取るか

という、費用に対する効果を検討します。

現実的な計画を立てて冷静に検討を

上記を検討して、「これならいける」という計画を作ったうえで、経理の奥さまと結論を出すことが良いのではないでしょうか。

とかく社長は「必要なんだ!」と理屈抜きで訴え、経理は「そんなお金はない!」と応酬する、はては喧嘩…といったことになりがちです。

くれぐれも冷静に計画を立てて、実行しましょう
そうすればリスクを最小化できます。

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間瀬 隆司
間瀬 隆司
工務店経営の専門家。集客・営業、人材教育・組織づくり、経営計画、資金繰りを含めた「全ての面倒をみる」スタイルのコンサルティングで、工務店さんを支え続けて29年。工務店のほぼすべてを知り尽くしており、駆け込み寺的な役割を果たしています。神奈川県横浜市在住。海を見るとホッとします。
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