新築は年間5棟程度なので、現場見学会もそうそうできません。
ようやく見学会を開催しても、土日2日間で来場がやっと20組くらい。
その半分以上は施主さまの知人、あとは追客中が2組程度。新規は2件ですが、あまり反応は良くありません。
新築は今後も苦しい展開です。
(工務店・64歳・年商2億円・神奈川)
現場見学会で新規客を獲得することは、とても重要です。
数少ない見学会であれば、なおさら有効に活用したいものですね。
現場見学会で一番大切なこととは?
見学会の開催にあたり、一番大切なことは「準備」です。
とりあえずチラシを作ってまき、会場の設営をしただけでは、十分な集客はできません。
また、お客さまが来場されても、接客の準備がしっかりとできていなければ、機会を逃してしまいます。
見学会を成功させるには、成功させるためのノウハウを組み込む必要があります。
まずは、次の見学会までに準備を徹底することが望まれます。
現場見学会の準備については、特集ページを用意していますのでご参照ください。
昔からのお客さまを大切に
次の見学会まで間が空いてしまう場合もあると思います。
そんな時にできる、別の集客方法を一つご提案します。
小規模工務店さんの新築客は、これまでに引渡しをしたお客さま(OB客)からのご紹介や、リフォームをしたお客さまのご紹介が中心です。
この、ご紹介を「もっと大事にする」ことを優先してはいかがでしょうか?
おそらく新築だけではなく、昔からのお客さまのリフォームもかなりあると思われます。
会話の中でさりげなく営業を
そこで、お客さまのところで仕事をしているときに、会話の中でさりげなく「周りで新築やリフォームの話題が出たら、うちを紹介してくださいね」と言います。
ただし、会うたびにお願いしないこと。半年に1回程度で十分です。
「仕事はあるけど、時々営業しておかないと、お客さまだって忘れてしまうでしょ?」
くらいの軽い感じがいいですね。
お客さまのほうも、もし御社がなくなったら困るはずです。
それに、紹介をするとお客さまも気持ちが良いものです。
ご紹介は、信頼の上に成り立つものです。
あとはいい仕事をすれば、ご紹介の連鎖は続いていきます。
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