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【第75回】うまくいく完成現場見学会 #01 導入編~現場見学会の基本

Q現場見学会に関してです。
弊社ではだいたい月1回ペースで現場見学会を開催しています。
このところ来場者も減っており、集客できなくなってきました。
いろいろ工夫はしているつもりですが、何をどうしたらよいのか模索中です。
何かアドバイスをいただければ幸いです。
(工務店・専務・静岡)

A現場見学会でお悩みの工務店さんは多いですね。
私どもにもよく質問をいただきます。

来場者が減っているとはいえ、月1回開催できるのであれば、とても良いと思います。
その機会を有効に使うためにどうするか、考えていきましょう。
 

そもそも現場見学会とは?

完成現場見学会とは

迷ったときは、基本に戻ることが大切です。
まずは、「そもそも現場見学会とは何か?」を確認しておきましょう。

現場見学会とは「現在建築中の建物、または、まもなく完成する建物を会場として、お客さまに内覧していただくことにより、お客さまと工務店さんが出会う、接点づくりの場」です。

建築中の建物を使う場合は、「構造見学会(または構造現場見学会)」と呼んでいます。

また、完成引渡し直前の建物を使う場合を「完成見学会(または完成現場見学会)」と呼んでいます。

「オープンハウス」と呼んでいるところもあります。これはどちらかといえば分譲住宅の雰囲気を感じますね。
 

今回は、主に完成見学会について取り上げていきます。
構造見学会については、第16回の記事で取り上げていますので参考にしてください。

工務店の集客

構造見学会・完成見学会、いずれも施主さまの了解をいただいて開催します。

工務店さんにとって現場見学会は、お客さまとの接点づくりに最も有効な手段です。
ホームページや雑誌などで自社を知ってもらえていたとしても、実際に会わなければ何も始まらないからです。

この「接点」がない限り、契約にたどり着くこともありません。

したがって、現場見学会はしっかりとスケジュールを組み、時間をかけて入念に準備すること。
これが鉄則です。
 

「実施すること」が目的になっていませんか?

現場見学会で、最終的に何を目指すのかを考えられていますか?
というのも、「実施すること」が目的になってしまっている工務店さんも多いからです。
 

現場見学会でよくあるパターン

日程は1か月ほど前には目途が立ちます。
「来月の第○週の土日」というケースが多いですね。

2週間くらい前になってようやく、「なんとか見学会ができそうだ」となります。
まだ少々のんびり。
チラシやホームページはそれなりに準備が進みます。

見学会前日の金曜日。
建物は完成したものの外構は手つかず。それでも急いで準備をします。
当日の朝もバタバタ、なんとか準備も間に合い、パラパラとお客さまがやってきます。

こうして2日間、普段慣れない接客をし、新規のお客さまも何組か来場。
アンケートもいただけました。
無事終了。「よかったよかった」。
 

これはかなり準備不足な例です。現場管理、工程管理にも問題点が見られます。
それでも、契約がとれる場合もあります。

しかし、決定的にお客さまを大切にする」という視点が欠けているのではないでしょうか。

そういった雰囲気は、なんとなく伝わってしまいます。
結果、じわじわとお客さまが離れていく要因にもなるのです。
 

月1回の現場見学会は貴重なものです。
無駄にしてしまわないよう、何を目指すのか明確にしておきましょう。
 

第76回に続きます。

工務店の集客

「うまくいく完成現場見学会」記事一覧はこちらです。

うまくいく完成現場見学会

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ABOUT US

間瀬 隆司
工務店経営の専門家。集客・営業、人材教育・組織づくり、経営計画、資金繰りを含めた「全ての面倒をみる」スタイルのコンサルティングで、工務店さんを支え続けて29年。工務店のほぼすべてを知り尽くしており、駆け込み寺的な役割を果たしています。神奈川県横浜市在住。海を見るとホッとします。
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