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【第15回】顧問税理士の先生と合わない。別の先生に頼んでも良いでしょうか

Qいまお願いしている税理士先生は、真面目は真面目ですが、何か聞いたりするとまず否定から入ってきます。そして「売上を伸ばすしかない」としか言いません。
「ではどうすれば売上を伸ばせますか?」と聞くと「それを考えるのが社長の仕事」と、かわされます。
分かりますが、前向きになれません。税理士さんを変えることはできますか?
(38歳・工務店・群馬)

A真面目な先生は良いですよ。確実に仕事をしていただけますから。
でも、何を聞いても教えてくれないのは困りますね。

なぜ税理士さんは今後のことを教えてくれないのか

専門家探し

そもそも、税理士さんの本来の仕事は何だと思われますか?

それは企業の売上や仕入・経費などを税法に照らし合わせ、最終的に正しい(であろう)税額をチェックすることにあります。

平たく言うと「過去の数字を整理して、正しい納税を促す」仕事をされています。

数字に強い税理士さんに、「何をどのように売るか」とか「これからどうすれば良いか」などと聞きたくなるのは分かります。

でも、今後のことを税理士さんに相談するのは、実はあまり適切ではありません。
主に「過去、お金をどう使ってきたか」を見ているので、未来のことは専門外になってしまうからです。

もちろん、視野が広く経営に精通されている先生もいらっしゃいますが、私がお会いしてきた限りではそれほど多くないように感じます。

自分に合う先生をじっくり探してみては

さて、先生を変えることに何も問題はありません。

税理士さんも大勢いらっしゃいますし、お互いにビジネスです。
契約終了すると失礼にあたるのでは? などとあまり気にしなくてもいいと思います。(礼を尽くすのはもちろんですが)

ちょっと時間をかけて、自分に合う先生を探すと良いのではないでしょうか。

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間瀬 隆司
工務店経営の専門家。集客・営業、人材教育・組織づくり、経営計画、資金繰りを含めた「全ての面倒をみる」スタイルのコンサルティングで、工務店さんを支え続けて30年。工務店のほぼすべてを知り尽くしており、駆け込み寺的な役割を果たしています。神奈川県横浜市在住。海を見るとホッとします。
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