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【第5回】競合が多い自然素材の家。確実に他社と差別化するには?

Q弊社のウリは、自然素材の家です。
しかし周りにもそれをウリにしている工務店が多くあり、イマイチ強みになっていない気がします。
他社とどのように差別化すれば良いでしょうか?
(48歳・工務店経営・愛知)

A自然素材をウリにしている工務店さんは非常に多いですね。
一般のお客さまから見れば、確かにあまり差を感じていないと思います。

まずは「具体的」な説明を

一口に自然素材と言っても、「地元産の木材をたくさん使っている」「外壁も内壁も漆喰を塗っている」「梁は現しにしている」など、具体的な見え方でお客さまの印象は変わります

ですから、単に「自然素材を使っています」だけでは、訴求力は弱いと思います。

例えば「土台は米ヒバ、柱は木曽檜、大黒柱は8寸の欅を使っています」なんて言うと、具体的で分かりやすいですね。
大黒柱を入れてくれるんだというのも、お客さまにはインパクトがあります。

社長自身の言葉でストーリーを語る

自然素材の家で他社と差別化

また、なぜ自然素材をたくさん使っているのか、説明もきちんとしておきたいものです。

ホームページで、社長が語るページがありますね。
ここに「なぜ自然素材の家づくりにこだわっているのか」のストーリーを載せるのが良いのではないでしょうか。

ただし、ウソはダメです。本当にあった話にしましょう。
ウソは必ずどこかでバレます。

自分の実際の経験を綴った文章は、人の心に響きます。
どこまでも、社長ご自身の言葉で語るのがポイントです

「文才が無いから」という言い訳はやめましょう。
プロが書いたようなきれいに整った文章より、むしろ社長の無骨な…いえ、「味のある文章」のほうが、お客さまには伝わるものです。

これが本当に良い意味で、確実に他社との差別化になります。

この記事に関するご質問・ご感想・お問い合わせは【工務店経営の専門家・ジクージン】まで、お気軽にお送りください。


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ABOUT US
間瀬 隆司
工務店経営の専門家。集客・営業、人材教育・組織づくり、経営計画、資金繰りを含めた「全ての面倒をみる」スタイルのコンサルティングで、工務店さんを支え続けて30年。工務店のほぼすべてを知り尽くしており、駆け込み寺的な役割を果たしています。神奈川県横浜市在住。海を見るとホッとします。
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