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【第3回】情報漏れが嫌で業者会をやりたくない。それでも開催は必要?

Q業者会というものを作っていません。
業者会での横のつながりが嫌なのです。
いくらで発注しているか、次の現場は誰が受注するのか、など情報が漏れるのが気になります。
業者会は必要ですか?
(53歳・工務店・新築年間30棟・埼玉)

A結構建てられているのに、業者会をやっていないのですね。
そういう工務店さんも時々見かけます。

現場管理は大変です。
建築現場では、大工さんを始め、多くの業者さんが入り乱れます。

中にはモラルの低い人もいますし、施主さまがいらっしゃっても挨拶できない不器用な人も少なくありません。

親方はまだ対応力がある人が多いですが、コミュニケーションが苦手な人が全く対応できていない状況も目にしたことがあります。

現場トラブルは工務店の責任であることを忘れずに

業者会のメリット

挨拶をはじめとした、業者さんに起因するトラブルは、「すべて工務店の責任であることは言うまでもありません。

したがって、工務店さん自身がきちんとしているのが第一です。

業者会でマナーや常識などの周知を

業者会では、

(1)会社(元請け)の方針の伝達
(2)新技術の説明(特に納まり方法など)
(3)現場管理(整理・整頓・清掃・清潔・躾、これを「5S」と言います)

主にこれらの説明を行います。

その他、挨拶などのマナー・喫煙マナー・隣家との調整・一般常識などを周知徹底する場として機能させます。
これらを業者会が自主的に運営するように、工務店側が指導していきます。

こうすると、横のつながり云々(うんぬん)より、はるかにメリットが多いと思いますが、いかがでしょうか?

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間瀬 隆司
工務店経営の専門家。集客・営業、人材教育・組織づくり、経営計画、資金繰りを含めた「全ての面倒をみる」スタイルのコンサルティングで、工務店さんを支え続けて30年。工務店のほぼすべてを知り尽くしており、駆け込み寺的な役割を果たしています。神奈川県横浜市在住。海を見るとホッとします。
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