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【第10回】そろそろ社長を引退したいが趣味もない。引退後は何をするべきか

Q現在55歳です。60歳には引退して、自分の趣味などをしたいと思っています。
とはいうものの、実はこれまで仕事一筋で、趣味らしい趣味はありません。
引退はしたいのですが、その後どうしたものでしょうか?
(工務店経営・業歴30年・愛知)

Aそうですね。
実は同じようなご相談が時々あります。

社長の引退後

事業はうまくいき、借金もない。
自分は60歳で引退したい。
あとは後継に託したい。
夢ありますねえ。

ところが、仕事に打ち込み過ぎていたので、趣味らしい趣味がない。

こういう社長さんは、物事を計画的に実行するタイプです。
だから引退後の計画もきちんと立てようとするのですね。
そこまではOKです。

工務店以外の事業に興味はありますか?

一度、冷静に考えてみてください。

社長は「今やっている事業以外の事業もやってみたい」と考えますか?
それとも、「今やっている事業しか考えられない」ですか?

前者ならば「事業家タイプ」、後者なら「職人タイプ」の傾向があります。

「事業家タイプ」の方は、迷わず趣味として新しい事業を始めましょう
あるいは誰かの事業を成功させる指導、コンサルのようなことでも良いと思います。

「職人タイプ」の方は、後継者に権限を委譲した上で、引き続き仕事をされたほうが良いのではないでしょうか。

忘れていたものはありませんか?

ところで、「今まで忘れていたけれど、そういえば実はこんなことをしてみたかった」というものはありませんか?
もしあれば、今の段階から少しずつ挑戦してみることをおすすめします。

例えば、バンドをやってみたかったのなら、ギターを始めてみる。
健康促進を兼ねて、山登りを始める、などです。

まずは行動を起こしましょう
60代後半にはモノになっていますよ。

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ABOUT US
間瀬 隆司
工務店経営の専門家。集客・営業、人材教育・組織づくり、経営計画、資金繰りを含めた「全ての面倒をみる」スタイルのコンサルティングで、工務店さんを支え続けて30年。工務店のほぼすべてを知り尽くしており、駆け込み寺的な役割を果たしています。神奈川県横浜市在住。海を見るとホッとします。
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